みのぶログ

日常の備忘録

下町夏の風物詩 浅草寺のほおずき市

駆け込みで間に合いました。
ほおずき市

 

目次

 

 

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下町夏の風物詩


植木市 
朝顔市に続けて
浅草寺のほおずき市に行ってきました。

ほおずき市は浅草寺の四万六千日(しまんろくせんにち)の縁日に伴って開かれているものなんです。

 

四万六千日の起源

浅草寺の公式サイトからかいつまんで引用させてもらうと

 

平安時代頃より、観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられてきた。


室町時代末期(16世紀半ば)頃から、「功徳日」といわれる縁日が設けられるようになった。


功徳日とは、その日に参拝すると、100日、1,000日分などの功徳が得られるという特別な日。


現在、浅草寺では月に1度、この功徳日がある。


中でも7月10日の功徳日は最大のもので、46,000日分の功徳がある。

 

「四万六千日」(しまんろくせんにち)と呼ばれる。この数の由来は諸説ある。


米の一升が米粒46,000粒にあたり、一升と一生をかけたともいわれるが、定かではない。

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ほおずき市の起源

実は始まりは浅草寺ではなく芝の愛宕神社。

 

四万六千日の縁日は浅草寺にならって他の寺社でも行われるようになった。


芝の愛宕神社では四万六千日の縁日にほおずきの市が立った。

 

「ほおずきの実を水で鵜呑み(丸飲み)すれば、大人は痛(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」
という民間信仰があり、ほおずきを求める人で賑わった。

 

その影響を受け、四万六千日の本家である浅草寺にもほおずき市が立った。

 

雷除札の起源

かつては、四万六千日の縁日に赤とうもろこしを売る屋台もあった。


これは赤とうもろこしが落雷除けのお守りになる由の民間信仰。


明治初年(1868) 頃、不作によって赤とうもろこしが出回らないことがあった。


これに困ったご信徒が浅草寺に雷除けのお守りを求めた。


浅草寺では竹串に挟んだ三角形の守護札を授与するようになった。


これが今も四万六千日に授与されている雷除札。

なんとか間に合った

今年の、7月の9日10日は火曜日水曜日

平日だから、仕事帰りでは、ちょっと間に合わないかな?
と思いつつ、一応会社のNO残業デー18時に会社出て、

なんとか間に合いました。

まずは参拝
終了間際ですが、結構混んでます。

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雷除札

竹の先にお札が付いている雷守札が一般的でしょうが
私は、携帯できる大きさのものにしました。


蓋を開けると、ちゃんと雷除け札のミニチュア版が入っているんです。
ちゃんと四万六千日も入ってます。

 

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御朱印

四万六千日の特別御朱印頂けます。


普段は17時までですが、

この2日間は特別なのでしょう。
なんとか、間に合いました。


しかも、19時30分すぎのせいか、

そんなに待たずに受け取ることが出来ました。

 

それがこちら

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こちらにもちゃんと四万六千日のスタンプが入ってます。

 

ほおずきの方は一鉢だと2500円

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枝付きのはもう少しお手軽なんですが
やはり遅すぎたせいか、どこのお店にも見当たりませんでした。
残念。

 

最後に「御朱印について」

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大事な事なので、文字に起こしてみました。

 

「御朱印」について
この頃、神社仏閣に参拝され「ご朱印」を受ける方が大変多くなっております。
「これは「納経」とも呼ばれ、その由来は参詣者がお経を書写して寺社に「お納め」することに始まっております。ですから音は納経帳の右肩の所に「奉納大乗経典」と書かれておりました。現在は「奉拝」と言う文字となっております。
「いつの頃か、この作法が簡略化されて、お写経を納めなくとも参詣の証しとして「ご利」を頂くことになって今日に及んでおります。そして各霊場を巡拝する「巡礼」信仰と結びついて盛んになりました。これは観音三十三札所あるいは四国八十八ヶ所を巡礼し、その全部の霊場から「ご判」を頂くと、その功徳によって
地獄に堕ちないばかりか、所願も成就するという古来の信仰に基づいているもの

このような本義から申しますと、お経も書写せず、あるいはお堂に入ってお参りもしないで、ただご朱印だけを集めて歩くということでは、本来の尊い意義を視してしまうことになり、あるべき姿から難れてしまいます。少なくとも一般若心経」一巻または「観音経一偈文などを書写なさるか、ご宝前で読誦されるなどして、そのあとに「こ朱印」をお受けになるようにして頂きたいものです。

金龍山浅草寺

 

そういえば、朝顔市の御朱印は書き置きを頂く形だったんですが、私の前に並んでいた方は、二つ所望して、頂いてました。

友人に頼まれたのか、ヤフオクか?

せめて、参拝はしましょう。