みのぶログ

日常の備忘録

千住葱 江戸野菜 スタンディングねぎ鍋

千住葱

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると

かつて足立区を中心に栽培されていた江戸野菜で、千住河原町付近にある市場で取引されるの総称だそうだ。

江戸野菜といえば練馬大根 亀戸大根 谷中生姜 小松菜などなど

地名が付いているものを思い浮かべてしまう


近所に葱善さんという、130年続く葱問屋があるんだけど

http://negizen.co.jp/
残念ながら個人売りはしてない

ちょっと聞いたら出荷と一緒にやると手が回らないとのこと


それでも時々出店しては販売してる

これは葱善さんの玄関に貼ってあったポスター

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お知らせ

千束通りの2回目に行くことが出来て
しっかりゲット

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江戸千住葱

上の袋にはこんなことも書いてあります。

1 自社農園と葱善が栽培した契約農家で栽培

2 大量生産向けに品種改良された種でなく江戸時代より受け継がれた

  純粋な葱種を使っているので葱本来の味がする

3 良い苗と、悪い苗を無秩序に植え付けるのではなく

  苗の段階から、良い苗だけを厳選して栽培するのでおいしい

4 葱の苗を1つの穴に2~3本植え付けずに、1つの穴に1本植え付けているので

  その分、土からの栄養分を多く吸収するのでおいしい

5 大量生産できないので数が少なく通常は業務用販売のみ

6 創業明治18年私たち葱善は葱本来の味を守り続けています

 

う~ん 深い

 

泥葱です

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どんな太さがいいと聞かれたので
鍋にしたいので、太めでお願いしました。
太めの2本で350円

 

一皮剥くとこの、艶々色白美人

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この葱はぎっしりつまってるので
重いのも特徴
切った断面はこんな感じ

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切り口

千住葱で鍋と言えば
ねぎま鍋にしたいところですが
予算の関係もあって、豚バラで
スタンディングねぎ鍋にしました

葱に豚バラ巻いて

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肉巻き

同じ長さにカット

たてに並べて
まわりに青い部分を入れて出汁で煮るだけ

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出しは手抜きで粉末タイプ

 

タレはポン酢と柚子胡椒のいつものともうひとつ
花椒塩をスープで割ったものを用意
これも流行りの痺れ系
更にラー油も入れて辛味アップ

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葱がトロットロになったところで
いざ実食

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あつっ
そうです、注意しててもやけどしちゃうんです。


でも美味しい

葱と豚バラだけですが
すごく美味しい

 

来週も販売するので
浅草観光がてら来てみては如何でしょうか?

 

もう少し買っとけば良かった

だんだんと薹(とう)がたってくるので
いわゆる旬の時期はもう少しで終わるそうです。